water weblog; 水インフラと人材育成 : 8. 2007

小規模水道の適切な管理のために2

小規模水道における大きな問題として、技術者不足が挙げられていることは御承知のとおりで、事務系職員のみで水道施設を管理しているなどということも時折受けられますし、更には団塊世代の職員の退職も、こうした問題に拍車をかけています。安心・快適な水道水を供給するためには、技術力の維持・向上が必須条件ですが、そのための一方策を(アイデア段階ですが)提案したいと思います。
水道技術を海外に打って出ることも大切ですが、その前に足元を固める意味でも国内の小規模水道の技術力アップが大事だと思うのです。提案とは、その地域の核となる大中規模水道事業体のベテラン退職技術者が、幾つかの小規模水道を巡回して技術指導してはどうか、というものです。


小規模水道施設の適切な管理のために

皆さん、はじめまして

今回から、小規模水道における施設の適切な維持・運転管理のための方策について、何回かに分けて書かせていただくことにしました。
これから提案する幾つかの方策には、地域条件や文化などの違いから、直ちにアジア・太平洋地域の水道に適用できるものとは限らないものもあるのですが、少なくとも適切な管理のためのヒントになればと願うものです。

予定している内容は次のとおりですが、全て小規模(場合によっては中規模を含んで)の水道を対象としています。
 ・小規模水道の概況
 ・水道技術の維持・向上のために
 ・施設共有又は共同管理による広域化
 ・自家用水道から水道へ
 ・簡易水道誕生の経緯など