water weblog; 水インフラと人材育成

水問題に貢献できる日本の有する3つの得意技

 皆様、初めまして、このブログテーマの意見交換の一つのたたき台として、「水問題に貢献できる日本が有する3つの得意技」と題して書き込ませていただきました。
 さて、いきなりですが、第4回世界水フォーラム・メキシコの閣僚級会議宣言骨子 (21Mar2006)の重要な記述として、“貧困と飢餓の根絶、健康、農業、食料の安全保障を含む持続可能な発展を図るため水の重要性を再確認し、「国の政策にプライオリティーとして水と公衆衛生を含む必要性がある」”ことが述べられています。
 上記の記述の意味する内容は重く、水問題の解決のためには人の健康への配慮が不可欠であることが語られています。そして、日本が世界の水問題に貢献していく際には、「水と公衆衛生」の視点に立って行うことが求められているとも言えるのではないでしょうか。

 「水」と一言で表してみても、その含む内容は広範に渡っておりますが、ここでは、このブログテーマでもあります、飲料水供給のためのインフラ整備に関連させて公衆衛生との関わりも意識しつつ皆さんの多様な考えを双方向的にやり取りできればと存じます。
 さて、飲料水供給のインフラ整備を進める際には、例えば対象を開発途上国(ODAを卒業しそうな国も対象に加えておきましょう)にした場合に、日本の有する得意分野としては何があるのかを考えてみたところ、大別して都市域における上水道事業と村落域での簡易水道事業での日本の半世紀にも及ぶ経験を生かさない手は無いでしょう!!!と言う結論に到達しました。
 そこで、当該分野にて貢献できるであろう以下の3つのツール/ノウハウを独断で選んでみました。

(1) 無収水対策による水量確保:量的に制約のある水源水量の効率的な利用のためと同時に水道料金収入の確保のためのノウハウ
(2) 水質管理による水の安全性の確保:人の健康に関わる飲料水の水質を保証するためのノウハウ
(3) 水道規格の導入による健全な事業運営:カスタマー指向による水道事業を健全な財政状況を維持しつつ進めるノウハウ

 本当に私の独断で、世界で貢献できるであろう日本の得意とする技について、上記の3つのツールまたはノウハウと言うべき項目を挙げてみました。もちろん、上記の3つのツールにはそれぞれ「人材の育成」と言う課題も密接に関わっておりますが、それについても是非、皆様のお考えをお聞かせ下さい。また、今後、公衆衛生との関わりや、情報提供的に太平洋島嶼国の様子などについても書き込みしたいと考えております。よろしくお願いします。

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