water weblog; 水関連災害管理

議論をはじめましょう

 アジア・太平洋地域では、水関連災害による2001-2005年の年間平均死者数は約6万人で、これは世界の水関連災害死者数の80%にもなります。アジア・太平洋地域がいかに水災害の被害を受けやすいかを物語っています。
 図は、近年の世界の自然災害による被災者数を時系列的に示したものです。地震や火山等による被災者数に大きな変化がみられないのに対し、洪水や暴風雨による被災者が増加傾向にあることがわかります。
 都市部の人口増加が大きな原因であると推察されます。貧しい農村部から都市部に流入した人々が、洪水や津波・高潮災害を受けやすい低地や水辺に定住せざるを得ないという都市問題・貧困問題と密接に関連しています。
 テーマBでは、このような水関連災害軽減に必要な技術的な対策のみならず、土地利用計画の見直しや貧困対策等政治的意志の問題にも切り込み、アジア・太平洋水サミットに出席される各国・地域の首脳をはじめとしたリーダーの方々に、水関連災害軽減の重要性を訴えかけていきたいと考えています。
 また、近年増加傾向にある渇水問題についても、たとえば、洪水の貯留・利用方法についても議論していきたいと考えています。
 水の適切な管理なしに、アジア・太平洋地域の土地の有効利用、国土の安定はないと考えられます。
 アジア・太平洋地域で生じている様々な水災害の状況、各地での取り組み事例、対策のあるべき方向性、リーダーに訴えるべきメッセージ等について議論をしましょう。

コメント

はじめて書き込みさせていただきます。

前回、福岡であった市民向け説明会に参加した者です。

私達は大学生を中心としたユースサミットの実施を計画しています。若者のできる災害管理について考えるのが目的です。

なぜユースサミットの開催を企画する至ったか簡単にご説明いたします。
昨年の鹿児島の川内川流域で発生した水害の復興支援に九州各地から大学生が訪れました。

このことをきっかけ九州全体で九州災害ボランティアネットワークを構築しようという動きが高まりました。その中で若者の災害ボランティアネットワークの構築も目標の一つとなりました。(2006年10月 九州川のワークショップin川内川「川内川宣言」より)


これをきっかけに私達若者もネットワークの構築に動き出しました。

まずは風水害の多発する九州からということで九州在学の大学生、九州出身の大学生によびかけ、「支援が必要な時に駆けつけられる仕組み」を創り始めました。

定期的に交流会を企画し、災害管理に関する知識の共有、スキルアップを図ったり、被災地を再訪問したりして、意識を高め、賛同してくれる若者、地域のNPO、行政と連携した仕組みを構築しているところです。

そういう意味でも、12月に開催を予定しているユースサミットは今後の災害管理を考えていく上で今までの経過を整理するいい機会になると考えています。

今回の本会議の主なテーマである人材育成、災害管理などを私達も考えていく上でも是非、ユースサミット、子ども水フォーラムなど世代を超えて共有できる世代間セッションを本会議の中に盛り込んでいただければと思います。


前回のメキシコでのフォーラムの際には世代間セッションやcall for Actionといった時間が設けられており、子どもが大人に、大人が子どもに質問したりと建設的で具体的な議論が交わされ、大変有意義な時間でした。

世代を超えた連携を図ろうとしている日本だからこそ、それぞれの世代の取り組みを紹介でき、いい模範になれるのではないでしょうか?

| by 坂本 | 09.05 2007 05:04 | url: |

初めて投稿します。大分県で今回サミット開催と言うことなのでこのサイトを拝見しました。気象災害たしかにむずかしいですね。確立年という概念で行政は防災を守っていくわけですが、気象災害が年々変化が激しくなっていく。また日本の急峻な地形は、治水3法が防災の基本としてはや100年以上すぎたわけですが、河川・砂防・治山というながれの中やっと河川と呼ばれる部分がおいつきつつあるのかなという段階で、人口減少コンパクトシティーへの誘いが始まりつつあります。そんななかでの異常気象でまだまだの砂防・治山に関する土砂災害と浸水が発生するわけですから、気象からの地域コミュニティー崩壊が始まりつつあります。気象哲学が抱える問題が、風俗へつながる。そろそろ1回いろいろな観点をリセットし、再度スタートする必要があるのかもしれないと思う今日この頃です。

| by 池辺244 | 07.04 2007 15:01 | url: |

 高知様のおっしゃる通り,水災害管理の立場から温暖化防止を叫ぶことは重要だと思います.経済活動優先で遅々とし進まない対策に絶望していたのか,すっかり忘れていました.その説得力を増すために「堤防はここまで耐えるが,これ以上はダメ.だから温暖化を止めよう.」という具体的な裏づけがあるといいですね.

 「ハード対策を優先」にも同感です.堤防の延伸や嵩上を黙々とするだけでなく,「今の堤防は本当に大丈夫か」を市民に説明すべきだと思います.オランダでは,潮位の長期変化と堤防の高さを5年に1度点検して,その結果を公開しているそうです.

 カトリーナでニューオーリンズが広範囲にわたって浸水しましたが,堤防の決壊はわずかな区間です.つまり,どこか1箇所でも弱点があれば,それが大災害につながるのです.思いもよらぬ弱点の洗い出しこそ,最優先の課題だと思います.


 えんきみ様のおしゃっている「津波スクリーン」とは,釧路のフィッシャーマンズワーフのあたりにできた,大きな自転車置き場みたいな建物のことでしょうか(表現が稚拙ですいません).柱の上にクジラの形をした屋根がついています.壁はないので,津波の流れは止められませんが,漂流物を食い止めるものだそうです.子供も興味を持ちそうな面白い試みだと思います.


 小波様のご要望に十分お答えできるか分かりませんが,港について少し紹介いたします.

 まず,港の沖合にある防波堤についてです.これは波を防ぐものです.防波堤と防波堤の隙間(港の入口)を狭くすることで,津波も少し弱めることはできますが,高潮はほとんど通り抜けます.30~50年に1度の高波に対して2割の余裕を持って造っています.防波堤が壊れると,港の中の波が高くなるのは言うまでもありません.

 ちなみに,台風接近時に,小さな漁船やヨットはロープで係留したり,陸に引き上げたりします.でも,大型のタンカーとかコンテナ船は,波と風で大きく揺れるため,ロープが切れてしまいます.そのため,沖に出て台風の通過を待つのです.(意外でしょう?).

 船の荷物を上げ下ろしする岸壁の高さは,簡単に言うと作業のしやすさによって決めています.台風接近時にテレビ中継で,波が岸壁にバシャバシャ打ち上げて水浸しになっている映像が流れますが,それ自体は別に驚くことではありません.要は,それで何かが壊れたりせず,台風が過ぎたらすぐに使える状態に戻れば,それでいいのです.

 ただ,岸壁から周りを見渡して見ると,港の中には実に様々なものがあります.船(放置艇も?)はもちろん,コンテナ,クルマ(放置自動車も?),木材,そして爆発物や汚染物質を扱う工場や倉庫もあるでしょう.これらは凶器と化すかも知れません.例えば,何かが高潮や津波に流されて,堤防や水門にひっかかったり,壊したりしたら,どんなことが起きるでしょうか?

| by フンボルト | 06.19 2007 05:33 | url: |

初めての投稿です。津波・高潮に関してから、災害管理問題を発言させて頂きます。これまでの議論で水災害管理について、どのように捉えるていくのかの概念の意見が多くださています。多分に地球温暖化を意識した気候変動を考慮した捉え方やさらに進めて想定外に対応するといった捉え方にほとんどの方が賛意を示されています。温暖化による影響が強まっているもとでは、このような捉え方をせざるを得ないかもしれませんが、現実に温暖化を抑制しないシナリオが進行した場合には高潮に関しては管理といった概念はありえない事態になるのはないでしょうか。
 沿岸域に対する災害には、台風等の気象による高潮や波浪災害と地震を原因とする津波があります。同じ災害でも原因によって異なるわけですから、まず分けた捉え方が必要です。そして、気象・気候変動に対する管理のあり方に関しても、温暖化の進行を前提とするのではなく、やはり防止できる原因であれば原因を取り除く対応、つまり温暖化防止の取り組みを水災害管理の立場から発言していくことが、いま求められているのではないでしょうか。確かに温暖化以外にも想定外の気象変動による災害は発生するかもしれませんが、温暖化によって台風強度が強まり、カトリ-ナのような台風が頻発する可能性が予測されているわけですから、強大な台風による災害を発生させない取り組みが必要です。
台風常襲地帯である日本では沿岸域周囲に多くの海岸施設がつくられています。これまでつくられてきたハ-ド施設を最大限活かすためには、高潮や波浪の外力を抑制することです。外力の際限を野放図にしてしまうと、ハ-ド施設の増強が必要となりますし、ハ-ドには限界があるのでソフト対策が必要になります。ソフト対策の要は人命ですから、逃げる対策ですが、実際に被害を受けると、全ての財産を失うので、出来うる限りハ-ド対策で望むべきだと思います。現在の風潮はハ-ド軽視になりすぎてないでしょうか。ハ-ド、ソフトの住み分けは外力との関係によって当然必要ですが、ハ-ド対策の必要性は社会資本整備全体のなかでの優先順位問題として最上位に位置づけられるべきだと思います。同時に温暖化防止の取り組みをすれば対策のイタチごっこをしなくていいわけですから水管理災害の立場から大いに発信すべきと思います。

| by 高知 | 06.14 2007 07:29 | url: |

初めて投稿します。

これまでの投稿を読ませていただいて、港湾の防波堤についての津波減災効果についての指摘がありました。確かにそのとおりだと思って読ませていただきました。

港周辺の津波に対するリスクについて考える際には、防波堤による背後地域への津波低減効果を考えつつ、背後の地域防災を検討していくことも重要でありますが、防波堤で津波のエネルギーを反射させることになるので局所的には反射したエネルギーが集中してしまう場所ができる懸念もあります。たぶん、減災効果が大部分であり、増災?効果は微々たるものと思いますが・・・。

港の立地条件にもよりますが、背後に都市を抱えるような場合においては防潮堤などの海岸構造物だけでなく、港湾構造物(現状のみならず将来整備するようなものも含めて)も勘案して、地域トータルのハザードマップ的なリスク評価を検討していくことが重要だと思います。これを実現するためには、縦割り行政の殻の中では機能しなさそうなので、地域防災部署、港湾部署、海岸部署、都市部署などが連携して取り組んでいくことが望ましいのではないでしょうか。

また、地域の行政機関が中心となって作った単なる空間的なハザードマップだけでは機能しないことも多々あります。リスク評価を作り上げていく地域内の合意形成も重要なポイントかなと思っています。ただし、これは時間と手間がかなり要するので、本当に機能するリスクコミュニケーション手法を活用した事例があるのか私も知りません。面白い事例がありましたら、どなたか教えてください。

そう言えば、先日、北海道のどこかで日本初の津波スクリーンを整備したという記事を見ました。津波スクリーンとは何でしょうか?この投稿にある防波堤のことでしょうか。どなたか知っている方がいれば、そちらの情報もお願いします。

| by えんきみ | 06.11 2007 02:53 | url: |

皆様
書き込みが遅れて大変申し訳ありません。
二週間の内に書き込みしていただける人が増えて感激です。
miya様、どうもありがとうございます。

まず、避難の空振りという問題ですが、これは常に安全側でみて避難勧告を出す以上、
ある程度は避けられません。
(逆のケースが絶対にありえないことを考えると自明です。)
やはり、この点については、被害の予測技術、予報警報といった技術のレベルをあげていく、
ハザードマップを整備していくといった活動こそが重要ではないかと思う次第です。

「空振り」を許容する意識が醸成される必要、という点ですが、
この点については、この話題だけに限らず災害対応全体についてもいえることかと思います。
特に最近、テレビ等を見ていると、完璧な行政サービスが当たり前、という風潮をよく感じます。
近年、東京や名古屋で床上浸水が発生して経済的損害が発生しましたが、人的被害はほとんど発生しませんでしたが、
それは、自治体の職員や水防団をはじめ地域の方々が、一軒一軒家をまわって人の有無を確認し、
お年寄りや病人の避難を手伝ってくれたからだということを知っています。
まさに、フンボルト様の仰せのようなソフト防災が日本でしっかりと機能している証左だと思います。
しかし、当時のマスコミの報道は、行政への非難に終始するばかりでそのギャップに愕然としたのを覚えています。

とかく我々は行政に対して、非現実的な「完璧」を要求しがちですが、それは、今後の防災戦略を考える上でも有益ではありません。
一度、公開の場で、災害対応として「行政としてできることの限界線」について地に足をつけて議論すべきではないでしょうか。
そういった議論が前提にあってこそ、「空振り」や「確率」の話も冷静に議論されるのではないかと思う次第です。

全く話は変わりますが、避難勧告の危険度についても、
地震でいう「震度」のような体の感覚で分かる単位「浸度!?」があれば、
受け手の一般人もわかりやすいのではないかと思います。
あくまでも、素人の思いつきの範囲なので流して下さい。

フンボルト様のお話にある平均海面の上昇によって引き起こされる新たな浸水や新たな災害については、非常に注意が必要だと思います。
実際、我々は本当にCO2によって地球温暖化が発生しているのか否かすらよくつかめていない有り様です。
海面が上昇するということは、それによって堤防も破堤するところが出てくるのではありませんか。
ゼロメートル地帯に住む私たちにとっては心配な話です。
特に、オランダにとっては文字通り死活問題ですね。
ちなみに、自治体や政府は何か対策をすることになっているのでしょうか。
ご存じであれば何か教えてください。

ゆうちゃん様、なおちゃん様。港湾の防波堤の話は全くの初耳です。
そもそも、河川や海岸に比べて、あまり私達に場所も情報も開放されておらず、
横浜や神戸や小樽はともかく、一般の港湾は、私達には非常に遠い異世界のようなイメージがあります。
よろしければ、素人にもう少し詳しくご講義いただけませんでしょうか。

ちなみに、スーパー堤防とは巨大堤防のようなイメージでしょうか。
一般人の感覚からすると、凄まじい費用がかかりそうな気がします。
やはり、それも河川や港湾や海岸で取り組まれている施策なのですか。

テーマ分割のお話は、miya様に一任させていただきます。
個人的には、Thematic Recommnedationが、災害哲学(総論)での議論を土台に
洪水や津波・高潮(各論)が議論されるような感じだといいのではないかと思う次第です。

| by 小波 | 05.20 2007 18:58 | url: |

 miya様のおっしゃる通り四国の渇水も心配ですが,今年の冬は記録的な少雪だったので,私は北陸や東北の稲作地帯も心配しています.
 さて,このウェブログには高潮防災に関するご意見も色々と出てきていますが,皆様のご意見にはほとんど賛成です.私が感じていることを追記させて下さい.
 1959年の伊勢湾台風による死者は約5000名で,そのほとんどは高潮氾濫によるものです.もちろん当時から海岸に堤防はあったのですが,盛土に石を被せただけのもので,伊勢湾台風という想定外の事態に耐えられなかったのです.
 この災害をきっかけに,東京湾,伊勢湾,大阪湾など高潮常襲地帯の沿岸には,コンクリート板やブロックで被覆した頑丈な堤防が築かれました.それ以来,伊勢湾台風を超える台風が上陸しなかった幸運もあって,大災害は起きていません.
 でも,その輝かしい成果の陰で失われたものがあります.その一つは堤防の耐力です.コンクリートの寿命は何年でしょうか.地盤沈下は止まったでしょうか.オランダでは「気候変動による平均海面の上昇が起きていないか,それに対する堤防の高さは十分か.」という点検を5年ごとに実施して,不十分な区間を公表しています.日本ではどんな取り組みがなされているのでしょうか.1960年代を中心に造られた堤防の点検や補修は「待ったなし」です.これから新しく造る施設は,今の経済性を優先したギリギリのものではなく,50年たっても要求性能が満たされるものにすべきでしょう.そのためには,潮位や波浪をしっかりと観測し,長期トレンドを把握することも重要です.
 もう一つ失われたものがあります.それは市民の高潮に対する関心です.伊勢湾台風以前は,小規模ながらも高潮災害がときどき起きていて,その経験談が親から子に自然と伝承されていたと思います.ところが今では,高潮災害の実感がありません.したがって,行政担当者はハード防災に限界があることを市民にもっとも積極的に説明する必要があると思います.それをバックアップする専門家は,堤防の性能照査や浸水予測の技術をもっと磨くべきでしょう.
 ところで,港湾の荷役施設は堤防の外側にも広がっています.その一部が高潮で一時的に浸かるのはやむを得ないにしても,台風が過ぎたらすぐに荷役を再開できる構造になっているが理想です.日本経済は海外との貿易で成り立っています.港から日本各地に物資が輸送され,別の物資が港に集まって来ます.港は日本という体に対して血液を循環させる心臓の役割を担っているのです.普段は無意識のうちに動いていますが,心不全になったら一大事です.
 以上,高潮について申し上げましたが,河川洪水にも共通することは多いと思います.そして,アジア・太平洋地域には,日本が来た道と似た道を進んでいる国があるかも知れません.また,違う道を選択した国もあるでしょう.何れにせよ,日本はある面では良き教師となり,またある面では反面教師として,これらの国々に貢献できるのではないでしょうか.

| by フンボルト | 05.20 2007 00:50 | url: |

 このテーマB(水関連災害管理)については、リード組織であるICHARM(水災害・リスクマネジメント国際センター)が、他のテーマに先駆けてThematic Recommendation(テーマ勧告書とでも訳すのでしょうか)のDraftを作成・公開し、意見募集を行なっています。このThematic Recommendationは、12月に別府市で開催されるアジア・太平洋水サミットへのインプットとなるものと思われます。
 このコーナーもこれで15件と投稿数も大分増えてきました。
 これまでの議論を踏まえると、1.洪水、2.津波・高潮、3.Thematic Recommnedationの3つの項目に分けて議論を行なう方が良いのではないかと思います。
 個人的には、前にも投稿しましたが、四国地方では、既に渇水が問題化しているようですし、渇水という項目もあった方が良いのではないかと思うのですが。
 いかがでしょうか。

 

| by miya | 05.16 2007 07:27 | url: |

はじめて投稿させていただきます.
洪水や高潮・津波対策に関する皆様の真摯な議論に賛同いたします.私も,地球温暖化の影響で台風の巨大化や地球内部の地殻活動の活発化に伴う災害リスクの増大に対して緊急の水災害対策が重要と認識しています.
一方,近年の世論やマスコミの意見では,巨大な土木構造物は無用で,公共投資は最早不必要だ,という考えが主流になりつつあります.また,公共事業の削減を叫ぶことが選挙に勝つ手段になっています.しかし歴史を振り返ってみますと,私たちの生活圏では,過去の土木事業の成果によって安全を担保されている地域が広がっています.東京自体も江戸開府以来の絶え間ない河川工事と埋立事業で成りたっています.今後,水災害リスクが高まれば,それに応じて土木構造物も拡充される必要があります.自然災害の博物館のような我が国が,比較的安全に発展できるのも,発生頻度の高い中程度の地震,降雨,津波,高潮に対しては十分な防災対応がなされてきたから,と思います.
港湾の防波堤は主に通常の風波に対して港内の施設を防護し,年間を通じて安全に荷役ができるように設計されています.ただし,津波のような突発災害でも機能し,津波のエネルギーを沖合いで減衰させる効果を有しています.したがいまして,スーパー堤防のように既存の施設を補強するだけでも,大災害時の被害を軽減できる機能を果たします.新しい施設でも,余裕を持って設計しておけば,その防災効果は格段に上がるとはずです.少しの投資で,大きな効果を期待できる設計法を確立していくことも重要と思います.

| by なおちゃん | 05.16 2007 06:56 | url: |

 はじめて投稿させていただきます.
 皆様の真摯な議論に同意いたします.今後ますます洪水や高潮・津波に関する防災は重要になってきていると思います.最近のマスコミの風潮では,土木は無駄なものを作って来たので,公共投資を少なくし,新規の工事は何でも縮小しろ,と言うような意見が多くなっていると思います.また,選挙でも,公共投資の削減を叫ぶと票が増えるというのが事実です.もちろん無駄な工事が慎むべきですが,我が国の国土防災に大型構造物が果たしてきた役割はもう少し高く評価されるべきと思います.河川ダム,堤防,海岸の護岸,防波堤など,気象条件が悪い我が国の発展を守ってきた土木構造物はもっとアピールされるべきと思います.
 特に,港の防波堤が高潮や津波防災に日頃から役立っていることは,あまり注目されていません.防波堤の主な設置目的は,港湾岸壁での荷役活動を維持するためですが,突発的な高潮や津波からも,ある程度水位を下げる効果を有しています.したがいまして,既存の施設をスーパー堤防のように若干大きくすると,中程度の津波で有れば,防護することができます.最近は経済性設計という謳い文句でギリギリの設計をすることが勧められていますが,想定する波よりも少しでも余裕を持たして,わずかにお金を掛けることにより,多くの人命と資産を守ることが可能となります.このように将来の突発災害時にも対応できるような,わずかの出費で大きな効果を上げることができるように皆様と一緒に勉強していきたいと思います.

| by ゆうちゃん | 05.16 2007 05:27 | url: |

 津波に関して最近の新聞情報を2件ほど紹介したいと思います。
 1.内閣府が津波災害に関する住民意識を高めるための対策作りに乗り出す
 これは、1/13に発生した千島列島を震源とする地震により避難勧告が出されたが、実際に避難した住民は、1割にも達しなかったことによるものとされています。
 2.津波被害 住民意識次第で死者に2000人差(沖縄)
 沖縄県が、過去最大規模の地震による津波や高潮に対して、防災意識が高かった1993年北海道南西地震と、意識が低かった1983年日本海中部地震の2つの例をとり、住民避難の状況を沖縄本島にあてはめたところ、意識が低い場合は、2170人の死者がで出るのに対して、意識が高い場合は87人に抑えられるという試算を行なった。

 これらの例は、防災に対する住民意識が大きな問題でることを示す事例だと思います。

| by miya | 05.09 2007 05:33 | url: |

 初めて投稿させていただきます.高潮について幾つかお話します.
 まず,「気候変動を考慮した水災害管理」には私も賛成です.ただし,「気候変動のせいで想定外の事態が起きる」という捉え方だけでなく,「これまで空想の世界だったものが気候変動で現実味を帯びてくる」あるいは「これまでは数千年に一回と思われたことが数十年に一回になる」という捉え方も必要だと思います.
 日本の沿岸には,一年で最も潮位の高い秋の大潮の満潮になると,ヒタヒタと浸水するところもあります.温暖化で平均海面が上昇すれば,毎日の潮位が高くなるので,大潮でなくても浸水するでしょう.台風が強大化すれば,平均海面の上昇とは別会計で,台風時に潮が高くなります.その結果,今でも強い台風のたびに浸水するところは,もっと頻繁に,もっと大規模に浸水します.そして,これまで信じてきた堤防まで…こういったシナリオを行政担当者や専門家が市民に分かりやすく説明することも,ソフト防災を活性化する上で重要だと思います.学校でも理科の時間に扱って欲しいものですね.
 2003年の台風Maemiによって,韓国の馬山市では高潮が市街地に氾濫しました.岸壁の背後に高潮を防ぐ壁はなく,岸壁とほぼ同じ高さで市街地が広がっています.地盤からたった数十センチの浸水で,大量の海水が地下室へ流れ込み,尊い命を奪ったところもあります.どうして逃げなかった(逃げれなかった)のでしょうか.高潮災害の経験や知識があまりなかったことが,その一因でしょう.ところが,私が翌年に韓国を訪れた際には,台風接近時に,前年の高潮災害の映像と思われるものが,テレビで頻繁に流れていました.また,岸壁と市街地の間に高潮を防ぐ壁を造るという議論もあったと聞いています.ただ,その後どうなったかは知りません.
 ハリケーン・カトリーナの災害からも様々な教訓を学ぶべきです.ニューオーリンズの堤防の決壊による市街地の浸水は,ハード防災を主体とする地域で想定外の高潮が起きた結果といえます.一方,ニューオーリンズ以外の地域には,高潮を防ぐための堤防はほとんどありません.海岸沿いでは高潮で広範囲が浸水し,高波で多くの家屋が破壊されました.その割に犠牲者が少なかったのは,避難,すなわちソフト防災が機能したからだと思います.もちろん,老人や貧しい人が逃げ遅れるなど,様々な問題はありましたが…
 これらの教訓は,アジア・太平洋諸国で(もちろん世界でも)共有すべきではないでしょうか.

| by フンボルト | 05.08 2007 15:08 | url: |

 小波 様
 概ね賛成です。国交省の何かの資料で見た(HPかもしれないが)のですが、「想定内の洪水であれば、資産まで守るが、想定外の洪水であっても人命は守る」というものがありました。
 何でも国民を守るというのではなく、スタンスを明らかにすべき時期ではないかと思ってします。
 例えば、内閣府の中央防災会議で、今年でちょうど60年になりますが、カスリーン台風と同規模の台風が来て、あの時と同じように利根川が破堤した場合は、被災者230万人、都内でも2m浸水する地域がでる可能性があると試算しているようです。対策が難しいのは理解できるのですが、国家的緊急対応事項だと思うのですが。(だから首相が会長の会議で議論している?)
 話はそれますが、高任和夫の「燃える氷」という近未来小説的なものがあります。内容的には、富士山の噴火が予知され、御殿場市民が全員避難を行なうというものだったと思いますが、そのようなことが実際にできるのかどうかを考えると怖いものを感じます。(小説では、このレベルになってしまうと、避難という概念では駄目で、難民キャンプの発想が必要になってくるというものであったと思います)
 具体的な洪水対策としては、ハード対策では、対応しきれないので、ソフト対策が非常に重要になってきていると思います。まず、人命を守るという観点からは、避難というのが最も手っ取り早い方法です。
 避難指示を出す方の一番難しいところは、「空振り」が許容されるかどうかといった点だと思います。
 避難指示を出したが、実際にはたいしたことがなかった場合の責任の問題が悩ましいところだと思います。
 災害管理は、非常に難しいリスクマネジメントだと思っています。リスクは、一般的に「発生した場合の被害額×発生確率」で表わされます。実際に起こるかどうかわからないのがリスクですから大変です。
 ある程度は、「空振り」を許容する意識が醸成される必要があるのではないかと考えています。
 津波・高潮に関しては、本当に知らないのですが、話は少しそれますが、オランダが気候変動による海面上昇に対応するために、堤防のかさ上げを検討しているとかいう話があります。大洋州の島国では、海面上昇により国土全体がなくなってしまうのではないかという議論をしているところもあるようです。また、2003年の韓国の台風0314号(Maemi)による被害も高潮による影響が被害を大きくした模様です。
 どういった議論がなされているのでしょうか。情報をお持ちの方は、是非投稿をお願いします。

| by miya | 05.03 2007 11:28 | url: |

miya様
書き込みが遅れて大変申し訳ありません。
私のような初心者にいつも懇切丁寧にご対応いただきありがとうございます。
私も「もはや被害を防ぐことはできない」ということは、厳然とした事実であるという点にも、「被害を最小化する」ことを考えるということは正しい施策であるという点にも同感です。
また、これ以上堤防を高くすることは、現在の緊縮財政の制約から考えても厳しいと思います。
しかし、避難警報が発令されても避難者が5割を切るという現状があります。


そこで、短絡的には、罹災者自身の自助を促すような施策をとることが考えられます。
(1)まずは、災害に対しての基本的なあり方を定めた基本法を定めます。
  (既に平成13年に終わっていることかもしれませんが。またご教示下さい。)
(2)次に、その基本法に基づいて、罹災者の自己責任について個別に定めます。
  (生命保険一つとっても、現状では、本人が避難警報を無視して怪我をしたとしても、保険金が払われる仕組みになっています。
   例えば、正当な理由なく避難警報を無視して罹災した者に対しては、保険金の支払いを免責するといった趣旨の法令を定める
   という手は考えられるかもしれません。アメリカ合衆国ではそのような保険制度になっていたように記憶しています。)
(3)避難警報等の予報や被害予測に関する技術開発に対する研究を助成する制度を立ち上げる、または拡充します。
  (現在の避難警報は実害と一致しておらず、オオカミ少年状態になっているため、災害の有無やその程度を予測する信頼性の高い技術を開発する必要があるという趣旨です。このようなイノベーションがあってもいいと思います。)
長期的には、やはり家庭や学校での教育や地域コミュニティーの再構成が鍵になると考えられます。
初心者の知識では、二週間ではこのあたりまでしかまだ練れていません。
更に議論を発展させていただければと思います。


また、津波・高潮について、どなたか詳しい方がいらっしゃれば、議論に参加いただければと思います。
miya様も専門外とは仰っしゃらずに、miya様ご自身の忌憚のないご意見を頂戴できればと思います。
政府としての公式見解を求めている訳ではありませんから安心してください(笑)。
楽しみにお待ちしております。

| by 小波 | 04.30 2007 16:47 | url: |

 小波 様
 早いもので、前回投稿から1週間がたってしまいました。
 前回で事例としてあげさせていただいた英国のフラッドラインは、電話代だけで情報が得られるもので、日本においても、このようなものがあっても良いのではないかという議論があるのは当然のことだと思います。
 津波・高潮になると専門外で何ともいえません。どなたか詳しい方がいらっしゃれば、議論に参加いただければと思います。

| by miya | 04.24 2007 05:11 | url: |

 小波 様
 今回、投稿されたすべてについて意見を書くと長くなってしまうので、まずは、気象災害管理について書きます。
 「気候変動の考慮にいれた水災害管理」=「想定外に対応する水災害管理」だと考えています。
 気候変動によってどのようなことが起こるのか誰にもわからない。しかし、そのわからないことが発生する可能性がある。したがって、「想定外」ということになると思います。
 日本の施策の基本思想は、「もはや被害を防ぐことはできない。被害を極力小さくする」ということだと思います。
 河川の話になってしまいますが、平成13年までは、国は、堤防等により越流を防ぎ国民資産を守るというスタンスを維持してきました。しかし、平成13年に、越流することはあるが、越流による被害を極力少なくするという方向に転換しました。
 その背景には、気候変動によるこれまでには考えられなかったような集中豪雨などもあったと思います。また、所定の安全度まで堤防を整備するのに、何十年もかかり莫大な投資が必要であって、とてもそのような投資余力がないとかいったものもあると思います。
 いずれにしても「もはや被害を防ぐことはできない」ということは、厳然とした事実であり、「被害を最小化する」ことを考えるということは正しい施策であると思います。
 欧米の洪水対策を見てみると、米国は、洪水氾濫危険区域にある自治体は、保険に入るかどうか決めなさい。保険に入れば、被害があった場合は連邦政府が補償しますが、保険に入っていない場合は、知りません。また、水防というよりむしろ危なくなったら逃げる。戻ってきたら損害は連邦政府が補償してくれるといった感じです。
 一方、欧州は、地先は、公が守ってくれるわけではなく、自分達の責任で守るという発想の国が多いようです。
 日本も、欧米ナイズされてきたと私は見ています。このこと自体は、繰り返しになりますが、私は正しい選択だと思っています。
 水防団や消防隊の高齢化については、ドイツにおける技術支援隊のような組織を日本にも導入する必要があるのではないかと思っています。
 ドイツの技術支援隊とは、ボランティアによる災害時の支援隊ですが、専門分野において一定の訓練を受けています。軍隊よりも専門性が高く、役立つ場合も多いようです。また、日本の水防団みたいに地元に密着しているわけではなく、地元以外の災害に対しても出動します。(交通費は公が負担します)
 気候変動からはだいぶ話しが離れてしまいましたが。

| by miya | 04.17 2007 06:34 | url: |

miya 様
情報提供ありがとうございます。

>「気象災害管理」について
「気象災害管理」の件は、miya様の仰せのとおり、
「気候変動を考慮に入れた水災害管理」 が正しい表現だと思います。
哲学といっても範囲が広すぎて何から議論をはじめたらいいか分からないので、
「気候変動を考慮に入れた水災害に対して人類がどのようにつきあっていくか。」という題に置き換えて
とりあえず議論をすすめていくこととします。
方向性に間違いがあれば、適宜修正してください。
現在の日本では、例えば、洪水時に比較的資産価額の低い土地に対して溢水を許すことによって、
堤防決壊といった致命的な被害の発生を防いでいる遊水地が整備されるようになりました。
また、ハザードマップや予警報装置のように、災害時に自分の身を自分で守るための手助けをするツールも整備されてきています。
一方で、水防団や消防団は高齢化や減少がすすみ、地域によっては危機的状況にあります。
例をあげるときりがないですが、これらは何かの基本思想に基づいて一貫して行われている施策なのでしょうか。

>洪水災害について
「FRICS防災ネット」について拝見しました。
確かに、HPの説明書を拝見すると、河川に関するリアルタイムの情報を得ることができるという点で
素晴らしいシステムだと思います。ただ、情報提供料金が年額26万円となると、
私たち一般人にとっては縁のない世界となってしまいます。
もともとは私たちの税金で収集している情報なのに不思議ですね。
人命に関わることでもあり、原則的には、無償で国民に提供すべき情報だと思うのですが・・・。
ハザードマップについてもいくつかの市町村のHPにて拝見しました。
ただ、整備されている市町村と整備されていない市町村があり、
さらに、河川の洪水に対しては考慮されているが、
海岸からの高潮や津波については考慮されていないものが多い気がします。
HPを探すと、予警報システムについては、洪水については整備されつつあるようですが、
津波・高潮については河川のような適当なシステムを発見することができませんでした。
もしも研究段階でよく分からないというのであれば、もっと研究振興に力をいれるべきではないでしょうか。
市区町村のHPには、「津波・高潮は水門や防潮堤があるから大丈夫。」といった文言もみられるのですが、
そもそも、津波は地震のあとに何度も来襲するものなので、
水門や防潮堤が地震後に機能するのかといった問題の検討がなされる筈なのですが、
そのあたりについては検討されているのでしょうか。
これから、私たちが今日明日にでも東海地震・東南海地震に遭遇するというのに大丈夫なのでしょうか。
私自身が「ゼロメートル地帯」と呼ばれる地域に住んでおり、周囲から危険だ危険だといわれ続けているのですが、
河川と違って、海岸については真剣に対策が実施されているような気配が行政側から伝わってきません。
また、海岸については非常時に私たちに求められていることが何かも分かりません。
(河川のように水防に従事すればよいのか、それともただどこかに逃げればよいのか。)

以上のような問題意識があって、各論としては、「津波・高潮」について是非議論すべきだと思っています。
HPだけを見る限り、誤解を恐れずに申し上げると、河川防災と比較すると、
海岸防災については、その重要性の割に放置されてしまっている感があります。
(河川の防災体制が、日本の防災の中でひときわ優れているということの証だともいえますが。)
カトリーナやスマトラ沖地震を見ても明瞭なように、
死者数も被害額も河川と比較して桁違いに大きいのですから、
地震の影響も含めてもっと真剣に疾く議論するべきだと思います。

| by 小波 | 04.15 2007 06:50 | url: |

 「気象災害管理」とは?
 気象災害とは、一般的にいうと、水関連災害のすべてが含まれて、更に、低温による不作とか、雹による被害、竜巻被害なども含まれる広い概念になってしまうように思うのですが。
 これまでの議論は、「気象災害管理」ではなく、「気候変動を考慮に入れた水災害管理」ということではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

| by miya | 04.10 2007 10:28 | url: |

 小波 様
 河川の洪水災害に関してコメントします。現在、自治体毎に洪水ハザードマップ を策定(あるいは策定中)してます。ご自宅の自治体のハザードマップを見れば、どこへ避難すればよいかわかります。なお、洪水ハザードマップの公表状況は、地元に自治体に問い合わせるか、FRICS(財団法人河川情報センター)のホームページでも確認できます。
 予警報については、防災無線などある程度の地域単位で整備されているところも多いようです。また、有料サービスとなりますが、「FRICS防災ネット」(これもFRICSのホームページで確認ください)というものがあり、河川の情報がリアルタイムで得られます。
 欧米でもこのような予警報システムに最近力を入れている国が多くなってきています。
 例えば、英国では、環境庁が運営しているFlood Lineというシステムがあり、英国全土どこからでも、1年365日24時間、0845-988-1188に電話すれば、自宅の洪水に対する状況(4段階に分かれています)を教えてくれるサービスがあります。

| by miya | 04.10 2007 08:27 | url: |

はじめて投稿させていただきます。
私も福嶋民也さんのご意見に賛成です。
今年、観測史上初めて東京で雪が降らなかったといいます。
私達の身近なところでも気象が変わりつつあることが実感できます。
これからは、私達が今までに体験したことのないような規模の災害に遭遇するかもしれません。
例えば、今年の夏に大型台風が到来して高潮が発生したら、今の日本は、
沿岸の堤防などで防ぐことができるようになっているのでしょうか。
テレビかラジオかで事前に教えてもらえるのでしょうか。
私達はどこにどうやって逃げればいいのでしょうか。
(どなたか詳しい方がいらしたら、是非コメントしてください。)
場当たり的な対策ではなく、根本の哲学からしっかりと議論して、
何らかの結論を出して意識を全員に共有し、それを土台に対応策を考えることこそが、
今の最優先事項ではないでしょうか。
またとないチャンスだと思うので、関心のある方全員で気象災害管理について真剣に議論しましょう。

| by 小波 | 04.07 2007 20:04 | url: |

 昨年からオーストラリアが大干ばつに見舞われているようです。オーストラリラの大干ばつについて別途テーマとして立ち上げ、情報を収集するとともに、具体的事例に即して干ばつへの対応について議論してみてはいかがでしょうか。

| by miya | 04.03 2007 11:36 | url: |

日本では防災教育が非常に進んでいるように思われます。ちょっと探しただけでも以下のようなサイトが見つかりました。こうした場で蓄積されているノウハウをうまく活かすことができればと思います。他にも良いサイトがあれば教えてください。

 ・防災教育チャレンジプラン
 ・防災・危機管理 eカレッジ
 ・国土交通省の防災教育支援ページ
 ・ぼうさい甲子園

| by 浅井 | 04.02 2007 04:47 | url: |

昨年12月26日の関東地方における豪雨は、平成2年12月2日の台風以来の「師走洪水」でありました。平成16年にはわが国土に10個の台風が上陸し、宮崎では連続雨量1300ミり、東京杉並では時間雨量100ミリの豪雨が発生し、海外では、ハリケーンカトリーナをはじめとする巨大気象災害が各地で生起していますが、地球の気象は近年確実に変化をもたらしたと認識すべきことを前提にわが国における気象災害管理の哲学をどうすべきか議論すべきと思っています。

| by 福嶋民也 | 03.23 2007 01:01 | url: |

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